「なんで中で出したのよ!」
振り向いてオレを睨む彼女。
「だって、気持ちよかったから」
「だからって、中で出すなんてひどい!」
「お前のマンコ、気持ちよさそうにしてたぜ、オレの精子を一滴残らず吸いつくしてたクセに」
彼女の顔が赤くなってくるのがわかる。
「大丈夫。アフターピル用意しているからさ。それを72時間以内に服用すれば、97%以上の確率で妊娠しないよ」
「本当に持ってきてるの?」
「あぁ、本当さ」
オレはポケットからアフターピルを差し出した。
慌てて取ろうとする彼女。
オレは手をひっこめ、彼女の耳元でつぶやいた。
「もう一回、ベッドでやらせてくれるなら、あげる」
「も、もう一回なんて、馬鹿いわないで!」
彼女は大きな声でオレを罵った。
「別に、ピルを上げなくたっていいんだぜ。帰りたければ、今すぐ帰りな」
彼女は黙った。
オレは彼女の手を取り、ホテルの部屋の中に入っていった。